シマノのロングセラーモデルが、ついに待望のリニューアルを果たしました。 旧モデルも名竿として知られていましたが、今回の進化はまさに**「現代テンカラの完成形」**と言っても過言ではありません。
実際に手に取ってみて感じた、スペック以上の進化を深掘りしていきます。
旧モデルとの自重比較
旧モデル(34-38)の自重がスペック上は約80gだったのに対し新型はなんと82gでやや重くなった?と思われますが、ブランクスのバランスが見直されたためか劇的に軽減振り持ち感が改善されて実質軽量化されたような感覚です。

良くなったと感じた点は3つ
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バランス見直しで軽量に
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グリップ感が向上
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ソリッド穂先になった
バランスが良くなり軽量に!腕の疲労が激減!

なんと言ってもバランスが見直された事による軽さが、今回の最大のトピックです。
1日に数百回、数千回とキャストを繰り返すテンカラ釣りにおいて、軽さは正義。
夕方の腕のダルさに直結します。
旧タイプで3.8mに伸ばして振っている際、どうしても感じていた「先重り感」が見事に解消されています。シャープな振り抜けのおかげで、狙ったピンスポットへ吸い込まれるように毛バリを届けられるようになりました。
グリップ感が向上!計算された「絞り」の妙
手に優しいEVA素材は継承されていますが、形状がややブラッシュアップされました。 全体が絶妙に絞られたことで、指の掛かりが良くなり、弱い力でもしっかり握り込めます。
これは単なるデザイン変更ではなく、軽量化されたブランクスのバランスを最大限に活かすための設計でしょう。
軽い力で保持できるため、結果としてさらに感度も良くなった感じです。
ソリッド穂先になった!シャープ&繊細なアプローチ

今回、最も好みが分かれる(そしてファンにはたまらない)変更点が、チューブラーからソリッド穂先への変更です。
ソリッド穂先のメリットは何と言ってもその「しなやかさ」と「食い込みの良さ」。
魚が毛バリを触った瞬間の違和感がダイレクトに伝わり小さなアタリも弾かずに魚が掛かった後の急な突っ込みに対しても穂先が柔軟に曲がって衝撃を吸収するため、楽しいやり取りができますね。
まとめ
2026年、新しく生まれ変わった「シマノ 渓流テンカラZL」は、まさに「もっと遠くへ、もっと繊細に」を具現化した一本です。
一日中振っても疲れない82gの超軽量ボディと手のひらに吸い付くような新型EVAグリップ、魚との対話をより深くするしなやかなソリッド穂先。
ズーム機能を活かして、源流から開けた本流までこの一本でカバーできる汎用性はそのままに、操作性は格段に向上しています。
「最近、少し腕が疲れやすくなったな…」と感じているベテラン釣師から、「最初から良い道具で上達したい!」という初心者の方まで、自信を持っておすすめできる仕上がりのテンカラ竿です。 このシャープな振り心地を、ぜひフィールドで体感してみてください。今年の渓流シーズンが、これまで以上に楽しくなること間違いなしですよ!
